しかし違う見方をすると、温暖化によって北極の海が開けてきているともいえます。
・他の大陸と違って北極の氷が増減すると、それに従って領有権の範囲も変わるようです。上の図の濃い色の部分は従来の排他的経済地域で、海岸線から370キロメートルの部分です。薄い色の部分はこれからそうなるかもしれない排他的経済地域です。各国の持つ地域が現在よりも広がっていて、ロシアに至っては北極点までの権利を主張しているようです。
・現在、北極の氷は人間にとって大きな障壁になっています。大きな流氷があることで船が通れなかったり、氷に阻まれて海底資源の採掘が難しくなっています。
北極の氷が溶けることで、北極を介した新たな航路ができるかもしれません。 それに伴ってアメリカとカナダでも航路をめぐって小競り合いが起こっているとのこと。
・さらに氷が溶けることで、その海底などに眠っている炭水化合物などの資源が採掘できるようになるかもしれません。各国もそれを狙って動いているようです。
資源消費→温暖化という流れはよく聞きますが、温暖化→新たな資源ということもありうるということでしょうか。
・こういったことから、各国の争いが激化しそうです。しかしそれは他の場所で資源や航路が発見されても同じ事だと思います。なので、これは温暖化による良い効用の一面と言っていいかもしれません。
温暖化の是非を評価するのには、こういった良くなることと、悪くなることを比較しないといけません。これはその比較のための材料となりうると思います。
参考ウェブサイト:
北極の氷が溶けることで、北極を介した新たな航路ができるかもしれません。 それに伴ってアメリカとカナダでも航路をめぐって小競り合いが起こっているとのこと。
・さらに氷が溶けることで、その海底などに眠っている炭水化合物などの資源が採掘できるようになるかもしれません。各国もそれを狙って動いているようです。
資源消費→温暖化という流れはよく聞きますが、温暖化→新たな資源ということもありうるということでしょうか。
・こういったことから、各国の争いが激化しそうです。しかしそれは他の場所で資源や航路が発見されても同じ事だと思います。なので、これは温暖化による良い効用の一面と言っていいかもしれません。
温暖化の是非を評価するのには、こういった良くなることと、悪くなることを比較しないといけません。これはその比較のための材料となりうると思います。
参考ウェブサイト: